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アラサー営業マンの勉強ブログ。

企業文化

どこよりも、僕達大学生の就活とその後の人生を考えてくれている。
ライブレボリューションでのセミナーで強くそう思った。
今回のセミナーの内容は、自己PRのフレームをより深く学ぶこと。

  【結論】
   ↓
【エピソード】
    ↓
【成功方程式】
    ↓
  【貢献】

過去の大小の成功体験から、自分の成功方程式を最大公約数的に抽出し、
自分がどうしたら成功し続けることができるかを分析する。
まぐれの成功方程式ではなく、意図的かつ計画的な成功方程式であることが重要。
そしてその成功方程式をもって、
企業にどんな貢献ができるかという再現性のある自己PRをする。

新卒のほとんどの人間は社会経験がない。
その経験の中での成功体験を細分化していくことによって、
自分の工夫したところにスポットライトを当て、
この成功方程式をもっていれば社会でも成功できると思える部分をPRする。

ここで、衝撃的だったのは、
多くの学生は成功体験を自分で作っているそうだが、
それを人事の方々を見破っているそうだ。
それにも関わらず、その人間を採用する。
それは、例え自作だとしても、成功体験を作れる人間のほうが
作れない人間よりも優秀だからだ。
そして会社の中に入れてから落とせばいいという考え方らしい。

自作の成功体験で自分の志望する企業に入社する学生はたくさんいるが、
その多くの人がものすごく辛い思いをするといういう。
言われたことが、できない。
面接で語った成功体験等をもとに、その人に合った仕事が振られるからだ。
そして「ミスマッチだ」と言って会社を辞めていく。
人事の方はここまでのプロセスが選考だという。

しかしこんな選考は、企業にとって、
そして何より、学生のためにならない。
誰もHAPPYにならない。

そこでライブレボリューション
就職活動だけではなく、生涯役に立つ考え方やツールを学生に提供することで
社会貢献をし、その中でそのやり方に共鳴する学生を見極め、
独自のやりかたで自社の選考もしている。

それを他社に提供すること(人材採用コンサル)をしないのは、
なかなか企業に根付かないから。
面接官や選考プロセスが他社から提供されるものだと、
実際にはその採用が企業の文化とマッチしていないことが多い。
結局はそれが企業と学生のミスマッチを引き起こす引き金の一つになっているらしい。
また、学生からお金をとらないのは、
それが両者にとって一番成長できる形だから。
学生の成長はもちろん、
採用に携わる内定者・社員・人事などなどの成長も図っている。
もちろん社会貢献的な側面もあるが、一番の成長は利益を超えた部分にある。

こんなことを、モバイルの広告代理店が単独でやっているのだから驚きだ。
まさに、企業文化。
相手の幸せを第一に考え、そこから内容をブレイクダウンしていく。
利益などは二の次。
この企業の理念にある、「何をやるかではなく、誰とやるか」というのをひしひしと感じる。

この業界にはまったく興味がなかったのだが、この会社で働いてみたいと思った。
こんな会社があるのだと、改めてびっくりした。
就活ではなかなか見えない、企業文化。
こんなところも見てみよう。