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忙しいビジネスマンがスマホやタブレットでファイルを送る方法

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最近、引っ越しで準備でバタバタしていました。その中で、不動産屋とやりとりをしていて、急ぎで準備をしなければならない書類がいくつかありました。紙の書類を取り寄せて、さらにそれを郵便で不動産屋で送るのがめんどくさかったので、可能な限りデータでやりとりをしようとしました。しかし、平日の日中は仕事でPCに触れる環境下にはいられませんでした。そこでやむを得ず、仕事の合間の休憩時間に、スマホで書類データファイルのやりとりをしていました。

 

普段PCでは難なくできるファイルやりとりが、スマホではなかなかうまくいきませんでした。こちらがスマホから転送しても、向こうに着いたときにはファイルが添付されていなかったり、開けなかったり、文字化けしていたり。何度も試してやっと無事に届いた、ということが少なくありませんでした。

 

そこで今回は、スマホからファイルを送る方法と、それぞれの方法の長所と短所をあげていきます。なお、私はiPhone5Sを使っているので、スマホの挙動や使用するWEBサービス、アプリはiPhoneを前提としています。

 

<1.受信したメールをそのまま転送する>

一番簡単なのがこの方法です。送られてきたファイルを宛先だけ変えて転送する方法です。やっかいなのは、スマホからPCヘこの方法で転送した場合、送り先でメールを開いたときに高い確率で文字化けしたり、添付ファイルが消える問題が発生します。こちらのスマホと先方のデバイスとの相性もあると思いますが、私はこの方法では先方にファイルを無事届けることができませんでした。

 

<2.転送したいファイルを開き、新規メールを作成して送る方法>

PCではごく一般的な方法ですが、スマホではあまり使われていない方法です。理由は、手順がわかりにくいためです。やり方は、スマホで転送したいファイルを開き、共有ボタンを押します。いくつか出てくるアイコンの中から、メールを選んで立ち上げると新規メールの作成画面になります。そこでメールを作成して送るとスマホからファイルが送れます。私は1がダメだった場合は、よくこの方法で解決していました。この方法だと、文字化けやファイル消失が少なかったです。PCの手順(メール→ファイル)と逆の順序で行うためあまり知られていませんが、作業自体は簡単なのでお勧めのやり方です。

 

<3.ファイル転送サービス>

Send AnywhereなどのWebサービス経由でファイルを送る方法です。無料で使用でき、文字化けやファイル消失のリスクも少なく、パスワードをかけられるのでセキュリティ面でも問題ないと思います。PC、スマホタブレットなど対応しているデバイスも多く、メールよりも手軽にファイルを送ることができます。短所は、ファイルをやりとりするお互いがこのサービスを知っていて、かつ使える状況にある、ということです。相手が社外の人でITリテラシーが低い人の場合は、この方法は相手にとって難しく感じることがあります。

 

<4.オンラインストレージ>

Google DriveDropboxなどのサービスを使ってファイルを送る方法です。ネット上の自分のオンラインストレージにファイルをアップし、共有設定を一部解放して相手に閲覧権限を付与すると、共有用のURLを発行することができます。そのURLを相手に送れば、相手はファイルを得ることができます。3と同様に相手にITリテラシーが必要ですが、相手はオンラインストレージを使っていなくてもよく、送られてきたURLを開ければOKなので、相手にとってのハードルは3よりは低くなります。

 

<5.その他サービス>

それでもダメだった場合、セブンイレブンのネットプリンタを使う方法もあります。スマホからネットプリンタにファイルをアップし、予約番号とパスワードを相手にメールで送ります。相手にセブンイレブンに行ってもらい、コピー機で「ネットプリント」を選択して予約番号とパスワードを打ち込むと、ファイルが印刷されて紙で出てきます。相手にセブンイレブンに出向いてもらう必要があるため、スマートな方法ではありませんが、選択肢の一つとして知っておくと便利な方法です。

 

どの方法を選ぶかは、ぜひ相手の目線にたって一番良いと思ったものを選択して使ってください。自分は便利なサービスを使えて一時的に楽ができたとしても、相手が使えなければ何度も送り直すはめになるため、最終的な手間が膨れ上がってしまうためです。参考になりますと幸いです。