YMD BLOG

アラサー営業マンの勉強ブログ。

面接とプロファイリング


東京に数多飾られているツリーの一つ。今年もこの季節がやってきた。ツリーに近寄ってよく見てみると、、、


ペンギンがたくさんツリーに飾られている。珍しいツリーもあったものだ、とビルの脇のエスカレーターを登っていく。

面接のプロの個別相談を受ける機会があった。書類関係を事前に提出して、軽く会話した後に実際に面接を受ける。その後にフィードバックをしてもらった。

まず勉強になったのが、面接官が事前に行っているプロファイリングだ。事前情報をもとにして、面接官は応募者のイメージ像を作り上げる。面接の場で本人に会う前に、すでに印象はほぼ出来上がっているのだ。面接官は、その印象を確認するために面接をする。僕は面接はゼロベースだと思い込んでいたので、これは盲点だった。面接によって、応募者は面接官がすでに持っているプラスやマイナスの印象から、知らないうちにスタートすることになる。

次に、面接の捉え方も面白かった。面接とは「寄せる場」だ。面接官が持っている自分に対する印象と、面接官の理想とのギャップを認識し、どれだけ理想に近づけるかが問われる場。自分が言いたいことではなく、面接官が答えて欲しいことを答える、不安を解消する、というのが大きな目的だ。面接は完全に顧客志向でなければならない。これまでの自分の考えが甘かったと反省。

「ありのままで」が流行っているが、特に仕事における人間関係に必要なものは、それとは別物であり、わけて考えなければいけないなと思った。相手の立場にたってものを考えるとは、相手と同じ視点でものを見て、同じプロセスで考えること。素の自分から出発するのではなく、スタートからゴールまで「相手」でなければならない。

個人のキャリアは自分主体でOK。ただし、仕事は常に顧客視点で。