YMD BLOG

アラサー営業マンの勉強ブログ。

【一貫性と効率(最適化)のジレンマ】

尊敬するアドマンさんのブログより。
【アドマン2.0@デキる広告マンの作り方】

ネット広告の場合、広告レスポンスがリアルタイム(に近しいレベル)で
計測でき、そのデータを下に広告クリエイティブを最適化していくことが求められる。
しかしながらその最適化が過ぎてしまうと短期的な広告レスポンスは最大化できるが、
いつの間にかブランドの一貫性はなくなり、
中長期的な顧客の育成につながらない
(というか、この視点のある人間が少なく、最適化に走りすぎてしまっている)。

重要なのは「何を貫いて、何を柔軟に最適化するか」その指針である。


まさに目から鱗。
会社で仕事をしているけれど、たしかにこの視点は誰も持っていない。
ここまでの考えに発展しないという方が近いかもしれない。

代理店側はもちろんだが、クライアント側も広告の効果を高めることに
意識が行き過ぎているのかなと思った。だから、代理店側もそのニーズを
満たすだけで満足してしまう。
僕もそうだが、「今」に縛られる傾向がある。

企業の将来の成長やブランドではなく、どうやったら今の効果を最大化できるか
という暗黙の了解のようなものが渦巻いている。

消費者が「今」ほしいと思っている情報を届けることはすごく大事。
でもその一方で、広告主側の「将来」のビジョンやブランドも折り込みたい。
う〜ん、このズレをどう調整するかが難しそうだ。