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アラサー営業マンの勉強ブログ。

消費者の8割がブラウザ「のみ」から飲食店を探している

消費者の飲食店の探し方について、面白い統計が出ていたのでメモ。消費者がグルメサイトを使ってお店を探す場合、全体の80%の人がブラウザ「のみ」で、20%の人がアプリでお店を探す傾向がある。この20%の消費者のうち、14%の人はブラウザとアプリの両方を使ってお店を調べるため、アプリのみを使ってお店を探す人は、全体の6%のみにとどまる。

 

この結果は面白い。個人的には、食べログのような口コミ情報が多い特定のグルメアプリで、飲食店を探す消費者が多いと思っていた。けど、このデータではアプリのみを使う人は全体の6%で、94%の人はブラウザを使ってお店を探している。

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※引用元は以下の記事です。

www.netratings.co.jp

 

また、ブラウザを使って飲食店を探す人の50%が複数のグルメサービスを利用している。これらの結果からシニアアナリストは、消費者は目的に合うお店をブラウザで検索し、出て来た複数のグルメサービスからお店を探していること、そしてそれは、ブラウザ上でもグルメサービスは十分に使いやすいため、わざわざアプリに移動する必要がないのではと分析している。

 

たしかに、増え続けているグルメサービスを一つずつ使って調べるのは、消費者にとってすごく手間。ブラウザで検索して出てきた検索結果から、飲食店とグルメサイトをまとめて比較しながらお店を選んでいくのだろう。

 

なので、飲食店が新規顧客を獲得したいと思ったときには、この消費者の通り道の上に自分のお店の情報を置いておく必要がある。飲食店のホームページを自分で作ったり、グルメサービスを活用してお店のページを作るだけでは、おそらく足りない。なんらかの方法を使って、消費者の検索エンジンの結果から、自分のお店ページに導線をしく必要があるだろう。

 

エリアによって検索結果も変わると思うけど、特に重要になるのは、飲食店を探す消費者のボリュームゾーンになりそうな、iPhonesafariでのgoogleとyahooでの上位表示だろうか。スマホへのシフトも叫ばれているので、よりSEOが重要になってくるのかもしれない。