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アラサー営業マンの勉強ブログ。

年上、年輩の人と食事をするなら、レトロな雰囲気と江戸前天婦羅が美味しい「蔵前いせや」

相方の友人がシンガポールから日本に遊びに来る!ということで、一緒にランチをすることに。海外からの友人をもてなすために、相方が選んだお店は天婦羅の「蔵前いせや」。渋い。。ランチの予約まで取ってくれた。ランチの予約はお店の回転率を下げてしまうので、難しいことが多い。予約を受けてくれたことに驚いたが、もしかしたらそういう格式高いお店なのかと思い、ドキドキしていた。そんな具合で、予備知識ゼロで今回は行くことに。

 

当日、蔵前駅で待ち合わせをして三人でのんびり歩く。シンガポールからやってきた友人は日本語が堪能。日本が通じることに胸をなで下ろしす。何気ない会話が続いている。ゆっくり歩いて、駅からは徒歩10分少々。そろそろかな?と思ったころに「いせや」の看板が見えてきた。

 

12時過ぎに訪問。扉を開くと、ごま油のいい香りが鼻をくすぐる。そういえば、いせやさんは江戸前天婦羅と相方が言っていた。江戸前天婦羅はごま油で揚げているので、天婦羅が黒くなるそうだ。中を覗くと、一階はカウンター席のみで、3組ほどのお客さんが天丼を食べている。奥の階段から二階に上がれるようだ。僕らは二階の一番奥の席に案内された。二階は小上がりのお座敷になっていて、全てテーブル席。二階にはまだお客さんは誰もいなかった。

 

メニューを開く。穴子が食べたかったので、いせや丼を注文。穴子を友人に説明することが難しかった。穴子はヘルシーな鰻みたいなものだよ、と相方が説明して納得。同じものがいい!と友人も穴子に挑戦することに。

 

注文からしばらくして、立て続けにお客さんが3組二階に上がってきた。客層は年齢高めで、40〜70歳ぐらいだろうか。観光客という感じではなかった。このあたりに住んでいるのか、定期的に来ている常連客のような雰囲気である。

 

注文から30分ほど待っただろうか。天丼と一緒に、お新香とお味噌汁が運ばれてきた。穴子が丼からはみ出るほど大きい!ごま油で揚げられた大振りの穴子たちのインパクトは、特大だ。

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甘辛い香りを漂わせるタレの香りと合いまって、食欲をそそる。

 

さっそくいただくと、揚げたて熱々の天婦羅はとても美味しい。ごま油の香りが口いっぱいに広がり、お箸が止まらない。穴子は癖がなく、とても食べやすい。小エビと野菜の天婦羅も美味。天丼のタレは濃い目で、ご飯にやや多めにかかっている。ご飯だけでも、もりもりいける。

 

お座敷の雰囲気もあって、非常に落ち着く。昭和のレトロな雰囲気が好きな人は、好感を持つだろう。友人も喜んでいたので、生の魚介に不慣れな外国人も、天婦羅とこの和の雰囲気は気に入ると思った。

 

隣の席の人が注文していた、かき揚げ丼も非常に美味しそうだった。次回は他の種類の天丼もぜひ食べてみたい。そして、次はビールもセットで、揚げたての天婦羅をもっと堪能したいと心から思うのであった。