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アラサー営業マンの勉強ブログ。

不安な将来のために、いくらお金が必要かを試算した結果wwwww

今更で本当に恥ずかしいのですが、先の将来ことと必要な貯金について考えていました。あれ?いくらお金を貯める必要があるだろう?とぼんやり考えました。ものすごーくアバウトですが、自分が働いている期間の最低限必要な生活費(食費、家賃、水道光熱費など)以外で、必要な費用を洗い出してシミュレーションをしてみました。

<前提条件>
・家は賃貸(関東大震災で家が崩壊しそうだから)
・年金なし(今、20代後半の私が高齢者になる頃は年金は期待できないと思うから。)
・退職金なし(これまで勤めた複数の会社はどこも退職金なかったため)
・定年は60歳
・寿命は83歳(日本の平均寿命)
・老後は自宅で独居老人(または老老介護
・家族からの相続等はなし
・医療費
 60〜83歳までで必要な医療費約1200万×2割負担=240万
 ※参考 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/shougai_h22.pdf
・介護費用
 75〜83歳までは介護サービス費として3万/月×12ヶ月×8年=288万円
・葬儀費用:100万円


1.生涯独身パターン
・定年後から死ぬまでの生活費
 (家賃と水道光熱費10万(都内1K)+食費3万+その他2万)×12ヶ月×23年間=4,140万
・医療費:240万円
・介護費用:288万円
・葬儀費用:100万円
★合計:4768万円

え?生涯独身で子どもなし、趣味や贅沢なしでも5,000万弱も貯金しないとダメなの?え?もし結婚して奥さんと二人、しかも子どもなんかいたら、いったいいくら必要なの?


2.結婚して子ども2人のパターン
・結婚式費用:400万円
・子どもを大学(学部)卒業させるまでの費用:1,680万(参考:AIUの現代子育て経済考)×2人=3,360万
・定年後から死ぬまでの生活費
 (家賃と水道光熱費13万(都内1LDK)+食費5万(2人分)+その他2万)×12ヶ月×23年間=5,520万
・医療費:240万×2人=480万
・介護費用:288万×2人=576万
・葬儀費用:100万円×2人=200万
★合計:10,536万円

ええ?1億円以上!?昔、宝くじで1億当たったら遊んで暮らせると思っていたけど、1億で一つの家族をぎりぎり養えるかどうか、というレベルなんですね。。生きるということは、本当にお金がかかることなんですね。数字にしてみてわかる、その重さ。それと、独身と家族とでは、必要な金額に6,000万円近くも差があります。これは、若い人は結婚できないはずですね。。

最後に、1と2の金額を貯金するためにかかる時間を計算しました。頑張って、毎月10万円ずつ貯金したと仮定します。


<1人で働いて貯金する場合>
1.独身:4768万÷毎月10万円貯金÷12ヶ月=約40年間
2.結婚:10,536÷毎月10万円貯金÷12ヶ月=約88年間
 ※ボーナスはなし(私が働いてきたこれまでの会社がどこもなかったため)
1は新卒から定年までずっと10万円ずつ貯金して、ようやく貯まる金額です。2は論外です。妻は家庭、夫だけ働くという場合は夫がめちゃくちゃ稼がなければなりませんね。


<2人で共働きして10万円ずつ合計20万貯金する場合>
2.結婚:10,536÷毎月20万円貯金÷12ヶ月=約44年間

結婚して子どもを持ちたい方は、まだこちらの方が現実的ですね。ですが、妻もずーっとフルタイムで働き続けることが前提となっているので、実際はもっと厳しい数値となることが予想されます。

厳しい数字を前にして、自分の見通しの甘さを深く反省しました。それと、資産形成の大切さを痛感しました。当たり前のことですが、働いてお金を稼ぐだけでは、上記の金額にはなかなか稼げません。投資やネットで稼ぐ仕組みを作ることで、他にも収益源を考えねばと本気で思いました。そういえば、欧米ではリタイア後のための資産形成の仕方を、子どものうちに学校で学ぶそうです。日本ではそういったカリキュラムは全くないので、自分たちで学ばねばなりませんね。

厳しい社会で生き抜くために、しっかり学び、稼がねば。