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アラサー営業マンの勉強ブログ。

Tsuを使ってみた感想

「Tsuってどうなの?」という質問を、最近ちょくちょくされます。僕も少し気になっていたので、調べて自分も会員になって使ってみた感想をまとめます。

<サービス概要>
Tsu(スー)はSNSの一つで、アメリカの新興企業であるUnlock Tsuが2014年10月からスタートしました。PC、AndroidiOSに対応している。機能はFacebookに似ています。

<会員数>
会員数はサービスインから一ヶ月で100万人と言われています。これは、Facebookが会員数100万人を達成したときよりも9ヶ月早いペースです。ただ、TsuとFacebookは特徴が大きく異なるため、この数値だけを見て一概に比較することはできません。

<特徴>
Tsuの最大の特徴は、Tsuの広告収入を運営とユーザーとで分け合うことです。Tsuの説明ページには、「20億の人がSNSでコンテンツを創作しているのに、そこから一銭も得ていない。しかし、Tsuではユーザーがユーザーを招待して自分で構築したネットワーク内のコンテンツとともに表示された広告で発生した売上高の一部を獲得できる。」とあります。Tsu自体の取り分は10%で、残り90%がユーザーのネットワーク(Family Tree)のものになります。例えば、自分が招待したユーザー(子ユーザー)が招待したユーザー(孫ユーザー)が招待したユーザー(ひ孫ユーザー)のコンテンツが100ドル稼ぐと、90ドルの50%(45ドル)がひ孫ユーザーの、90ドルの3分の1(29.70ドル)が孫ユーザーの、90ドルの3分の1の3分の1(9.99ドル)が子ユーザーの、そのさらに3分の1、つまり27分の1(3.33ドル)が自分の収入となります。つまり、広告が取れるコンテンツを投稿するユーザーを招待すればするほどユーザーの収入が増えるし、TsuのSNSとしての魅力も高まるというわけです。

<どれくらう稼げるのか?>
あの与沢翼さんの投稿を見ていると、友達5000人、フォロワー8400人を作って、20ドル強/日の報酬が発生しています。また、試算してみた/tsuがFacebook級のSNSに成長したらボロ儲けできるか?の記事内で面白い試算をしています。仮に、Facebookの年間の広告収入の90%を会員数で割った場合、一人当たり680円の収入となります。また、ネットワークの親玉となって最大値である12万人の子、孫、ひ孫をつけた場合は、年収334万円と試算しています。ネットワーク系のサービスにしては、インパクトが弱い数値かな?と私は一瞬感じました。

<広告主・広告の質>
次に、Tsuにはどんな広告主が出稿しているのかを見てみました。英語表記のMLBのTシャツ販売サイト、大手DSPのアドネットワーク、楽天?などが見られました。広告内容、とび先いずれも英語表記の原稿とサイトでした。10月にサービスインしたばかりなので、広告対応もまだ英語だけなのかもしれません。また、広告の質も正直低いです。ユーザー数が増えて、広告システムやクリエイティブの質が上がれば大手の広告主も入り、もしかしたら広告収入がぐーんと増える可能性はゼロではないと思います。

<どんな人たちが使っているのか>
タイムラインを流れる投稿を見ていると、稼ぎたいと思っているガツガツ系の人の投稿が多いなと感じます。情報商材やセミナーの告知をしていたり、友達募集のイベントがあちこちで開かれています。ですが、中にはFacebookTwitterのように日常のログをTsuで綴っている人も散見されました。今後、どこかのタイミングで日本でもユーザーが爆発的に増えるタイミングが来るかもしれません。どのサービスがヒットするかはわからないので、とりあえず登録(無料。メール通知なども特になし。)だけして様子を見てみてはいかがでしょうか?

<登録の仕方>
Tsuは日本語対応がまだされていないため、すべて英語表記です。が、登録は短くて簡単な英語がほとんどなので、特に問題はないでしょう。また、Tsuに登録するには既存ユーザーから招待を受ける必要があります。こちらからTsuへ移動すると会員登録できるようになっています。よろしければ、ご活用ください。

→Tsuの登録ページへのリンク