YMD BLOG

アラサー営業マンの勉強ブログ。

しっかり仕事している人が割を食わない運営を

昨日までは比較的暖かかったのが一転、今日は木枯らしが吹く猛烈に寒い日になりました。ただ、その反面、夜の星空はとても綺麗な時期になりました。帰り道は背中を丸めて足早になりながらも、空を見上げることが楽しみの一つになりました。


休憩時間中。勤務先で評価制度に対して不満を言っている人の話しを聞きました。「自分はちゃんとやろうとしているのに、周りの人はズルをしている。それで同じ評価しかされない。自分がどれだけ頑張っても報われない。やる気が出ない。」と。どんな職場でもよくある光景の一つです。


職場の評価制度は生産性を基準にしていて、結果で全てを決めるとてもシンプルでわかりやすいものです。結果だけを見て評価することは決して悪いことではないと思います。ただ、今回の問題はプロセスでズルが出来てしまう環境にあります。チェックする仕組みや担当者がいないため、個人がやろうと主えばいくらでもズルが出来てしまうという環境が、従業員のやる気を下げています。こういった環境では、企業が最も大切にしなければいけない優秀で意識の高い人ほどやる気をなくし、組織を離れていってしまう可能性が高くなります。


解決策としては、プロセスを定性的にチェックできる仕組みや管理者をたてる、または従業員どうしの監視機能を持たせるなどです。今の職場は規模が大きい(2000人規模)、人の出入りが激しく、ほとんどのワーカーやる気が高いとは言えない状況です。なので、個人的にはリーダーやサブリーダー的な人を立てて、プロセスをチェックしたり、現場からの情報を吸い上げることができればいいなと思っています。


公平な評価制度をちゃんと機能させるためには、明快な基準だけではなく、しっかりやっている人が割を食わないような調整や管理を常に入れていく必要があるということを学びました。