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アラサー営業マンの勉強ブログ。

国民健康保険には本当に入るべきか?

なぜか国民健康保険の未払い分の納付書が自宅に届かない。区役所の担当の人がいろいろと粘り強く対応してくださったが、結局、最終的には窓口まで行って納付書を再発行してもらい、保険料を納付してきた。担当者の方にはお世話になりました。

一度会社を辞めてから、何度か国民健康保険に切り替えて支払をしている。最初は、保険料がとても高く感じた。会社員の給料がない状態で、毎月2〜3万円くらいの出費は大きかった。保険料は目に見えない、しかも実際にはほとんど使う予定のない医療サービスのために支払うので、余計に割高感が出てしまうのだろう。同居人の何人かが会社を辞めてフリーランスで働く、または学校に通っているけど、健康保険に入っていない人がけっこういた。

けれど、海外に何度か行くようになってからは、考え方が変わった。日本の医療技術とサービス、そして薬を3割負担という安い金額で受けられるなんて、なんて安いんだ。海外では決してこうはいかない。特にアジアは病院っていっても古い建物だし、医療器具も整っていない。食事やサービスも日本のそれとは比較できない。(タイの医療サービスのレベルは高い)けど、高い医療費はしっかりとられる。しかも、後期高齢者になれば負担は1割になる。高齢者と病人からすると、日本は本当に快適だと思う。それだけ国が国民の福祉を負担しているからであり、国民は恩恵を受けているとも考えられる。

日本の健康保険の仕組みは海外と比べて国民にとってメリットが大きい。事故や病気で必要になる高額な医療費を払えるほどの貯蓄がまだない若者にとっては、ちゃんと保険料をおさめて、利用すべきだと思う。万が一の医療費を貯蓄でまかなえる人は健康保険に入らなくてもいいと思う。けど、若者のほとんどは充分な貯蓄はないだろうし、生命保険にも入っていないと思う。だから、健康保険くらいはしっかり入っておいた方がいい。

本来であれば社会保障費をどう節約すべきかまで考えられればベストだが、知識が少ない今の僕ではまだ踏み込めない。現状の日本の仕組みをちゃんと理解し、まずは今あるものをどう使うかを考える。それから、あるべき姿を考えていきたい。