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出生率3.27、25歳未満が55%を占めるフィリピンの9500万の人口

今回はフィリピンの人口についてまとめてみた。


人口は右肩上がりに増加しており、2011年には約9500万人となっています。5年毎に約1000万弱ずつ人口が増えており、この傾向は今後も続いていくとみられます。


フィリピンは血の繋がりをとても重要視する傾向があり、大家族主義だ。出生率は3.27と世界平均の2.1を大きく上回っている。ちなみに日本の出生率は1.39。。。


また、フィリピンでは人工の妊娠中絶はNGなうえに、避妊も認めないという考えがあることが、人口増加に拍車をかけている。総人口の8割以上のアジア最大のカトリック教徒を抱えるフィリピンでは、教会が人工中絶はもとより避妊をも認めていないからだ。教会は避妊は中絶と同じだという神学論争を展開し、政府の人口抑制策に反発するほどだ。


年齢の観点から見てみると、こういった背景からフィリピンでは25歳未満が人口の55%を占めている。これは、日本23%、中国36%よりも圧倒的に若者比率が高い。しかも、毎年約50万人の若者が大学を卒業し、しかもみな公用語の英語が堪能だ。


良い面では、フィリピンでは若い労働力が豊富に確保することができる。一方で今後の課題は、教育の裾野と質を上げていくこと、国内で不足している雇用の創造、格差問題、そして人口抑制など多岐に渡る。


世界人口の6割が暮らすアジア。その中で異彩の光を放つ国のひとつフィリピンの今後の動向に非常に興味を引かれる。


出典
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産経ニュース 人口抑制法−経済成長と大家族主義の狭間で揺れるフィリピン社会


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