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アラサー営業マンの勉強ブログ。

タイカンジカン

相方と飲んでいるときの話し。ここ数年の時間がとてもゆっくりに感じる。まだ1日か!まだ1週間か!1ヶ月か!まだ1年か!と感じるらしい。僕の周りの人は「時間が立つのが早い」という人が多いので、ゆっくりに感じている人はとても珍しいな、と思った。

その理由を二人で考えてみる。相方曰く、やりたいことしかやっていないから、だそうだ。やりたいことを先送りにするのではなく、なるべく今やるようにしてきた。その結果、ここ数年は特に充実しているし、時間が長く感じるという。楽しい時間はあっという間であると僕は考えていたので、相方の考えは最初はよくわからなかった。逆じゃないの?と。

ただ、楽しい瞬間の時間は短く感じたとしても、それが断続的に続く期間を全体として見た場合には、長く感じるのかもしれない。例えば、楽しい遠足はあっという間の出来事だけど、遠足当日を待っている時間は、わくわくしながら毎日カレンダーで数えなおすほど、とても長く感じたりする。楽しむ時間は一瞬だが、楽しみにしている時間はとても長く感じることがある。

もし数字化したとしても、出来事を楽しむ時間よりも、準備したり待っていたりする時間の方が圧倒的に長い。仕事も趣味も家庭も、人間はほとんどの時間を準備や待っていることに費やす。だから、その時間をどういう心境でいるかによって、体感時間が変わるのではないだろうか。

もし楽しみが多ければ多いほど体感時間がゆっくりになるのであれば、これ以上素晴らしい人生はないだろう。自分の好きなことがたくさんできて、しかも時間はゆっくり流れていくように感じるのだから。

やりたいことの他にも、やるべきこともたくさんある。しかし、なるべくやりたいことに集中できるような、そんな人生を選べるようになりたい。