20100619参院選討論会のまとめ
<印象に残ったところ>
◆応援したいと思った人:山田宏さん@日本創進党
◎元杉並区の区長
?940億あった杉並区の借金を13年間でゼロに!
?消費税の議論を避けることは無責任。
?市場と地域の現場視点をもった考え方に一番共感した
◎政治を選ぶ判断基準について
?「次世代にツケをまわさない政治を選ぶべき」
◆消費税の増税について
?消費税が始まった89年、3⇒5%に増税した97年の税収は下がっている⇒財布のヒモが固くなるから。
?社会保障が破綻寸前。
⇒維持するための財源確保には増税は必須。説明責任を果たした上での増税は避けられない。
⇒さらにもう一段階の増税は、社会保障制度の改革があって初めてできるもの。
?消費税はそのままでは不公平な税。所得の消費に回る比率に差が出てしまうため
⇒所得税を10%と仮定すると、年収250万の人が負担する実質消費税は約8%。年収400万の人は5%。
◆法人税・雇用について
?法人税を25%に下げた場合、税収に9兆円の穴ができる。
これを消費税で埋めようとすると、5⇒9%の増税分を使い切ってしまう。
?それでも法人税は即刻下げるべき。法人税が下がれば企業の誘致ができ、
課税対象が増える。結果、税率を下げることによって、全体の税収は上がる。
?法人税減税反対派(そのかわり消費税を上げることにも反対)は、
企業からはきっちり税金を回収したい。研究開発費などへの減税措置で一部緩和で対応したい。
⇒しかし、日本の8割は中小の地場産業。研究開発費の減税はあくまで
大企業目線の緩和施策。中小企業ではそもそも研究開発費をかけられない。
◆コンテンツは持っている日本。課題はソリューション解決型の提案。
?UAEでの原発入札に、日本・アメリカ連合が韓国に負けた。
?韓国は受注後、アメリカの技術会社「ウエスティンハウス」に技術を丸投げ
?ウエスティンハウスは東芝が親会社?のグループらしい。結局技術は日本のものを使用する。
?日本の敗因は、UAEのニーズに合うソリューション解決型の提案ができなかったこと。
日本の提案は技術が中心、韓国の提案は運用やリスク管理等のパッケージも付いていて、
UAEの課題に合うものだった。李明博さんまで来てくれたし。