【引っ越し前日…誤算！】

引っ越し当日は荷物をぎっちり詰め込んで、
車に乗れない子ども達3人は電車で現地まで行くという予定だった。

しかし、今日大きな荷物から車に積んでみたところ、
ベッドと自転車だけですでに車はいっぱいに。
これはあかんと、急きょ2往復することになってしまった。

その1往復目を、父と二人で行ってきた。
道中、父と話しこむ。これはこれで、いい機会だった。
僕の将来のこと
弟たちの将来のこと
家のこと
父の独身時代のこと
考えるべきことは、尽きない。

現地に着き、管理人さんにごあいさつ。
とっても温厚そうな人でよかった。
とてもやさしく、わざわざ駐輪場の停めやすいところを貸してくれた。
明日は庭園を見せてくれるそうだ。
この話はまた明日。

都内のマンションでは、ご近所への挨拶は必要ないらしい。
近隣との関係が薄いのは、ちょっとさみしい。
東京はすごい組織がたくさん集まっている反面、
個の独立が進み過ぎているように感じた。
組織と個のバランス。工夫する余地がありそうだ。

なにもかもが小さい、一人暮らしの1Ｋの部屋。
その中で、期待と不安だけが、ぐんぐんと膨らんでいくのであった。