YMD BLOG

某グルメサイトの営業マンの勉強ブログ。

人として

バイト帰り、友人が車で来ていたので家まで送ってもらうことに。
その道中で、アクシデントに遭遇した。


途中、道路に謎の影が横たわっているのを見つける。
よくよく見ると、それは不運にも交通事故にあった猫だった。
反射的に、僕は顔を反らした。
まれにあること、仕方がない。と。

そのときだった。
友人はハンドルを大きく切り、車を歩道に寄せ、彼を凝視する。
思考を巡らせるようなしぐさを見せた後、再び車を走らせ、コンビニへ。
手袋とごみ袋を購入し、彼の元へ戻る。
「彼を放っておけない。」
友人は言った。

車を降り、彼のもとへ駆け寄る。
ぶんぶんと走り抜ける車の中、もくもくと作業。
「大きい。餌をもらっている、野良の飼い猫かな。」
友人がつぶやいた。

もくもくと、作業。


そのあと、車を山の中へ走らせ、彼を静かなところへ埋めることに。
役場へ連れていけば火葬してくれるらしいが、
深夜だったのでやむをえず土葬することにした。

シャベルがなかったので、棒のようなもので表面にくぼみを作るので精いっぱいだった。
その中に彼を連れていき、わずかな土と草木をかぶせる。

帰りの車中、いつもこんなことをしているのかという僕の問に彼は答えた。
「あたりまえのことをしているだけだ。
うちにも猫がいるが、彼だって一緒だ。何ら変わりはない。
もっと言えば、僕らも彼らも本質的には一緒のはず。
仲間を見捨てられないのと同様、彼が見捨てられなかっただけのこと。」

ショックを受けた。
かっこいい。この人は、人間ができている。

帰宅後、僕は夕飯を食べることができなかった。
弱い。

湯船に浸かってぼーっとする。
気分が重い。いつも以上に重力を感じる。

ここ最近、就職活動やら学生団体やら、夢や自分のやりたいことばかり考えて、
ふわふわしていた。
それが、重力によって地上に引っ張られた感じ。
地に足をつく?とでもいうのだろうか。

大きな気づきをもらった。
うまく言葉にできないけど、たぶん人として大事なこと。

それと、想いだけではだめだということ。
ちゃんとした必要最低限の知識がないと、結局は無駄になってしまう。

今回の場合でぜひみなさんにも知ってほしいこと・・・
友人が教えてくれたことを共有します。

ここまでできなくても、役所に電話すれば対応してくれるということ。

もし個人で対応する場合は必ず手袋・マスクをすること。
→これは腐敗の度合によって、匂いだけでも感染する恐れがあるからだ。
直接触れることは厳禁。袋を閉じる前に手袋も一緒に密封すること。

コンビニ袋ではなく、市販のゴミ袋が好ましい。
→コンビニ袋は土にかえりにくい。ゴミ袋にすべし。

埋めるときは1メートル以上が好ましい。
→死臭で他の動物が集まり、ほじくり返す可能性があるから。



最後に、この素敵な友人に尊敬と感謝の気持ちをこめて、ありがとうと言いたい。

何もできなかった小さな小さな人間より。