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アラサー営業マンの勉強ブログ。

隣のサブプライム君

日経新聞より

家計が購入した投信や預貯金は株や債券などに次々再投資され、世界を駆け巡る。
国内で販売されていた一部の投信にはサブプライムローンもわずかだが組み込まれている。
家計はリスクと隣あわせ。

最近トピックスの日経平均株価などの株価指数連動型の一つ、
「ノックイン型投資信託」。

株価が一定以上に下がらないという条件で元本と高利回りが保証され、
終値で一度でも設定された水準(ノックイン価格)を下回ると元本保証は失われる。
償還額はその後の株価動向で決まるため、
株価が上昇しない限り元本は目減りする。

ノックイン価格の水準は購入時の株価より30%ほど低く設定されることが多い。

例)
日経平均17000円時に購入
→ノックイン価格11900円

ノックイン価格以下に日経平均が下がると元本保証はなくなる。
株を売っている投資家は株価が下がれば利益を得られる。
ノックイン価格を目標に相場下落を狙うため、株安が加速する一因になる。

このタイプの商品は銀行や証券会社などで幅広く販売されている。
投資家は元本保証の条件を理解し、
将来の相場動向を自分なりに判断した上で購入する必要がある。


これを読んで理解できた人はすごいと思う。
会計をかじっている僕で、ようやくといったところ。
資産形成の需要は高まる一方で、それに必要な知識を教えるところは決定的に不足している。
学校のカリキュラムにももちろんないし、お金は汚いという日本独特の美意識も働いていると思う。

就活でも金融系はやたら人気が高い。
しかし、それに反して金融業界の先行きはあまり思わしくない。
米国でこれだけ話題になったサブプライムが、日本でも表面化してくるからだ。
上記のように、日本でもサブプライムに関係している部分は多岐に渡るが、
未だに表面化すらされないのはとても怖い。

自分もそうだが、無知ほど怖いものはない。
ITリテラシーならぬ、「マネーリテラシー」がこれからは必須になるだろう。

今日も関東はよく晴れるでしょう[emoji:i-1]