YMD BLOG

アラサー営業マンの勉強ブログ。

人とのつながり

僕は就活道場という、社会人の方が
ボランティアで就活生の支援をしてくれているコミュニティにお世話になっている。

基本的には用意されたテンプレートに従って自分史を作成し、
それを各自の担当のカウンセラーに何度も何度もレビューをしてもらい、
愛のムチによってブラッシュアップしてしていくものだ。
その中にはコンサルの方が使うようなコーチングのエニグラムを用いたものもあったりと、
今まで気がつかなかった気づきをたくさん見つけることができた。

僕の担当のカウンセラーはバリバリのGSの社員さん。
昨日も深夜の1:30という遅い時間から相談にのってくれた。
「君は何がほしいのか?」
「君はなぜ働くのか?」
あいまいな答えをし続ける僕に対して、ひたすらこの質問を繰り返された。
外資特有の直球な質問。
時速160kmのストレート。
「日本の社会人の多くは、人のことを羨む。
しかし、お前はどうしたいんだ?と聞くと答えられない人があまりに多すぎる。」
「考えろ。考えろ。考え倒す癖をつけろ。今悩んだ分だけ、強くなれる。」
深夜2時、僕の脳みそは汗だくだった。


「人とのつながり。」
真っ白になった僕の頭から最初に出てきた、文章ですらない、単語。

「一生をかけて追いかけたいと思うような、欲しい物はありません。
僕は人とのつながりがたくさんたくさんほしいです。
気を使うこともなく、なんでも話せて、あったかい。
一緒に泣いて、笑って、汗かいて、ともに切磋琢磨して成長したい。
そんな人とのつながりと、それを自分で作り出せる力が欲しいです。」

自分史を振り返ると、人とのつながりが良好なときの僕のパフォーマンスは特によく、
特別HAPPYだった。
どん底まで落ち込んだときも、仲間に支えられ、励まされ、立ち直れた。
人を成長させるのは、やっぱり人。
人を幸せにできるのも、やっぱり人。
こう感じる場面を、僕はたくさん経験させてもらった。

さらに、幼い頃、共働きの誰もいない家でひたすらゲームをやっていた僕にたどり着いた。
表面的には楽しかったが、ひとたび現実にもどると、さみしかった。
内気な僕が楽だからと選んだ道は、結果的には逃げにすぎなかった。
そしてまったく同じ問題が、また僕の前に立ちふさがっているのだと気がついた。

カウンセラーが一転したのが、受話器越しに伝わった。
「Good job!!
それが君のCOREだ。忘れるなよ。
君の自分史を見ると、まさに今いったことが浮かびあがってくる。
しかし、ミッションステートメントと自分史が食い違っているから混乱するんだ。
君が想い描く、「地域」は人とのつながりをつくる手段の一つにすぎない。
特に想い入れが強く、とても身近な存在ということもあったのだろう。
もっともっとGLOVALな視点を持て。
COREは見つかった。
これを基準に会社を選べ。できるなら自分が一番底辺にいると思うところに行け。
伸び白は大きいほうがいいし、優秀な人間もわんさかいる。
この想いを風化させないように注意しろ。」


頭の中がスッキリした。
ごちゃごちゃってしていたものが、収斂された感じ。
これがいわゆる、「軸」だろうか?
どちらにせよ、この感覚を大事にしたい。
就活がやりやすくなりそう。
自分の過去と現在をつなぎ、さらにその延長上に、理想とする将来がある。
そして自分の夢・理想を一言でキャッチーにまとめられた。
おお、なんとわかりやすい。

相手に理解してもらうには、
まず自分が理解しなきゃ伝わらないよね。
理解してから、理解される。
あたりまえだけど、とっても大事なこと。

よっしゃ、がんばるぞー!

P.S.カウンセラーのみなさん、本当にありがとうございます!
   「信念会」を楽しみにしています♪