YMD BLOG

アラサー営業マンの勉強ブログ。

ユニクロでレジを担当中の僕に、一人のおばあさんが話しかけてきた。
「あんたは丁寧だねぇ。ここで一番丁寧だよ。ありがとう。」

レジは今日でまだ三回目。
直前には必ずマニュアルに目を通しておかないと不安になってしまう。
今日はたまたま空いてたから、あのお客様には余裕をもって対応できた。
他のスタッフがやるレジ業務と比べると、僕の仕事は明らかに遅い。
でも、心のどこかでそれを楽しんでいる僕がいるのを感じた。
お客様と接することができる、わずかな時間を。

「ありがとう」とお客さまに言われたとき、とっても嬉しかった。
心の中がじーんと痺れる感じ。
うまく表現できないけど、
ああ、やっぱり人の役に立つような仕事をしたいなぁと思った。

僕が公認会計士に絞れない理由の一つがこれだ。
今までほとんど人に会わず資格勉強に費やしたこの二年間は、
とってもつらかった。寂しかった。
何より、楽しくなかった。

今、こうして接客をやったり、
学生団体などでいろんな人とあってみて、
人そのものがもつパワーが、僕の中に流れてくるのを感じる。
人間関係などは大変だけれど、
チームで何かを成し遂げたりするのはとっても楽しい♪
人のために、人と何かをしたい。
大まかなイメージ。

公認会計士も人と接するのだが、ちょっと関係がことなる。
クライアントは会計士を「〜先生」と呼び、一線を画す場合が多い。
公認会計士の独占業務である、
監査についての企業側の理解がまだ浸透していないこともあり、
企業が会計士を遠ざけることも。
「会社のことも知らないくせに。」
会計士の報酬は、クライアントである企業側が払うことにも若干問題があると思う。
監査対象である企業から報酬をもらってたら、公正な仕事ができるのだろうか?
ちょっともめそうだ。

ん。
なら、自分でやってみればいいのか。
企業を媒介とした、人を監査対象とした会計士としての仕事。
「企業を監査したら終わり」では、つまらない。
むしろ、関与したいのはそっから先の話だ。
企業にとって重要である人的資源にスポットを当て、会計という観点から問題解決を図る。
人が活き活きと働けるように、母体である企業体質の改善を会計という治療法を用いる。
う〜ん、コンサルっぽいかな?
あまりにも具体性に欠ける稚拙な案なので、きっとお蔵入りするだろうでしょう(笑

それでも、自分しかできない仕事を考えるのは悪くないかも♪
とりあえず、「人」はこれからの自分のキーワードになりそうだ。

人を成長させたり、幸せにしたり、刺激できるのはやっぱり人しかいないんだろうな。
うん、逆もまた然り(笑)